信州りんごの特徴

蜜たっぷりの完熟信州りんご

長野県は全国二位のりんごの生産地で、日本のりんご生産量の約20%を生産しています。林檎の栽培に適した条件は、「降雨量が少なく日照時間が長いこと」「昼と夜の寒暖の差が激しいほど味と色の良いりんごが出来る」と言われています。
そう、ここ長野県はまさにりんごの栽培にとって最適な土地と言えるのです。

信州りんごの特徴はなんといっても、中にぎっしり詰まった蜜。この蜜の正体は、「ソルビトール」という糖質アルコールの一種です。これは、葉の光合成によって作られる物質で、成長する過程で葉から軸を通って果実内に運ばれます。そしてこのソルビトールが、果実の中でりんごの甘味の成分である果糖やしょ糖に変化するのですが、りんごが完熟してしまうと、ソルビトールが糖分に変換するのをやめ、そのままの状態で水分を吸収していきます。これが「蜜」の正体なのです。言い換えれば、蜜が入っているということは、これ以上糖に変換しなくてもよいところまで完熟した証というわけです。

信州の蜜たっぷり完熟りんごを是非召し上がってください!

辰野の信州りんご

信州りんごの生産地辰野町

こばやし園がある長野県上伊那郡辰野町は、上伊那郡の最北端に位置し、天竜川が中央を南流する緑豊かな町です。長野県のほぼ中央に位置し、古くから県央部を結ぶ交通の要衝として発展してきました。東日本随一といわれるホタルの名所松尾峡は長野県の天然記念物に指定されており、毎年たくさんの観光客で賑わっています。
天竜川に育まれた肥沃な土地にはりんご園の他にも、梨やスイカなどの果樹園が広がり、一年を通して農業の盛んな地域です。
当園では、大正12年より先々代が新潟より移植したりんごの苗木で栽培を始め、地域をあげて品種改良と栽培方法の工夫を続けてきたこだわりのりんご生産を続けています。

りんごと健康

美味しくて体にもいい信州りんご

“An apple a day keeps the doctor away.”(1日1個のリンゴは医者を遠ざける)という英語のことわざは非常に有名ですが、近年特に注目を浴びているのが『りんごポリフェノール』です。りんごポリフェノールには「エピカテキン」「プロシアニジン」「ケルセチン」など、たくさんのポリフェノールが含まれており、他の果物と比較しても高い抗酸化作用と、脂肪の蓄積を抑制する効果があるともいわれています。
りんごの果実は空気に触れると茶褐色に変色しますが、これはリンゴに含まれるポリフェノールが空気中の酸素と結合するために起こる現象なんです。りんごポリフェノールが空気中の酸素を取り込んで自らを酸化させ、果実を酸化から守ろうとしているために起こっているのです。そして、この優れた抗酸化作用による老化予防(アンチエイジング)効果など、りんごポリフェノールには大きな期待が集まり、産学共同での研究が進められています。当園では、おいしくてカラダに良いりんごの品種にあったおすすめの食べ方もご案内していますので、是非ご覧ください!

長くお楽しみ頂くための【保管方法】

お届け〜1ヶ月

お届け〜1ヶ月以内

りんごは比較的日持ちの良い果物ですが、上手に保存しないと風味が損なわれシャキシャキ感が損なわれてしまいます。出荷は寒い時期になりますので、暖房しない場所(室温が10度くらいの場所)なら、箱のままでもそのまま1ヶ月程度は保管可能です。

※他の野菜や果物と一緒に保管すると、りんごが発生させるエチレンガスがほかの野菜や果物を傷めることがあります。

食べきれないとき

食べきれないとき

届いた直後に1個ずつ皮を剥かないままラップにぴったり包んで、ジップロックなどの密封袋に入れ冷蔵庫に保存ください。この方法だと長期保存に不向きな蜜入りりんごでも、2ヶ月くらいはおいしく保存できます。

一口大に切ってワインやブランデーに漬ければ、おしゃれなサングリアや果実酒も作れます♪

その他の食べ方

その他の食べ方

  1. 1.自家製りんごジャム
  2. 2.スライスしてアップルパイ・タルトに
  3. 3.一口大に切ってサラダや炒め物に
  4. 4.生ハムやチーズを添えてワインのおつまみに
  5. 5.すりおろしてゼリーやドレッシング、焼肉のタレなど自家製料理の材料にも

※長期保存をする場合は、必ず煮沸消毒をした容器に入れて保存してください。

アイデア次第で活用方法も盛りだくさん!